アントロポゾフィー(人智学)の世界観、人間観をベースにしたワーク、講座、コンサルテーション
春を待つうちに風邪を引いた
家に籠っている間に
巷は春になった。
サクラどころか、もう新緑の季節が来ている。
それでもまだ目覚めない山の春。
*
4月半ば、セリバオウレンに代わって
やっとカタクリが咲き出した。
ミズバショウがあちこちから顔を出し
ハルニレの花も今が盛り。
我が家の窓辺の山桜もちらほら、
ほどけるように華やいできた。
カラマツの枝々は青らみ
霞みだつような芽吹きにうっとりする
*
長い春を楽しむ。
山裾を巡る道は、どこまでも早春
山を背に、里へ下りると初夏
ほんの少し動くだけで
季節を行ったり来たり
なんという贅沢をさせてもらってることか!
過去ログ クロイツ四季の窓辺4
ヒーリングの「heal」は、ギリシャ語の「holos(全体)」を語源にもつ「ホリスティック」に由来します。健やかさは、心や身体だけではなく、環境やライフスタイル、文化、精神性を含め全体で捉える必要があります。かつてないほどのストレスに晒されている私たちが健やかでいるには、自らを癒すスキルを持つことがとても大切。そのプロセスは、決して受け身ではありません。真の癒しは能動的な自己教育に支えられています。
新しいことを知る、何かと何かがつながる発見の喜びは、それまでぼんやりしていた物事に、ピントが合った時のような驚きと感動に満ちています。どんな些細なこと、どんな状況や、どんな人からでも学べるということの土台にあるのは、世界に対する「畏敬の念」だということに気づいたのは、もうすっかり大人になってからのことでした。腑に落ちる学びには経験が必要で、知識だけの時間とは異なるようです。