
1階の展示コーナーには、詩の人気投票も。
一番人気は「自分の感受性くらい」、「倚りかからず」あたりでしょうか。「私が一番きれいだったとき」、「汲む」もなかなか得点が高そうです。で、私は何に投票したかって? 甲乙つけがたいので、ちょっとマイナーな「一度視たもの」にシールをポン!!
休憩コーナーで、ケーブルTVの茨木さんの番組を見たあとは、お抹茶を一服。さすが、お抹茶生産日本一の西尾市です。その後、昼食をいただいたお店でも再び一服。結構なお手前でございました。

少し車を走らせて、海の見えるカフェに。
波間に鳥たちの群れ。トンビが悠々と空を舞っています。
遠くまた近く、見えるのは知多半島? それとも渥美半島?
ふるさとの多彩な海岸線を誇る伊勢志摩が私の海の原点。
なので愛知の海には物足りなさを感じていたのですが、
この日の海は極上でした。
おそらく茨木のり子展の余韻があったのでしょう。
青く澄んだ海もやがて日が陰りはじめると空も島影も茜を帯びて。
ふと浮かんきたのは嶋崎藤村の詩
~湧きて流るるやほ潮の そこにいざよふ海の琴 調も深しももかはの
よろずの波を呼び集め ときみち来ればうららかに 遠く聞こゆる 春の潮の音~