· 

70歳のひとりごと(1)

 

昨年の夏、私は70歳になった。

 

だからもう「アラ7」というよりも、立派な70代だけれど、まだまだ70代は初心者なので、老いのあれこれ、だからこそ日々出会う発見を、忘れないように書いておこうと思う。

 

あれっ、いつの間にか年下ばっかり、

と気づいたのは30代後半だったかな。

 

それでもその頃に出会ったアントロの世界には、年上の凄い人たちがいっぱいいたから、まだまだと甘えていられた。ところが、いつの間にか、自分が自分の親の年代になり、それどころか、すでに祖母の年代になっている、と気づかされるのに、さほどの時間はかからなかった。この間のスピードたるや!!

 

自分の「魂の仕事」に出会うためには、時間のかかる地道な経験が私には必要で、スロースターターだったなあと思うけれど、その分、こうして今もそれがちょっとは役に立っていると思わせてもらえるのは幸運だ。毎日、毎夜、眠りに入っていくときに、今日もいい一日だったなあ、と呟いて身を横たえるように、いい人生だったと永遠の眠りにつけたなら最高だけれど、逆にあがくのもいいかもしれない。それは全く安心して素の人間である自分をさらけ出せるってことだから。

 

とにかく私はとても恵まれている。これからそれをちょっと自慢してみようと思っている。実際、人の幸福な話なんて、絶対に面白くないとは思うけれどね。ふっふ・・・つづく