アントロポゾフィー(人智学)の世界観、人間観をベースにしたワーク、講座、コンサルテーション
窓の外に広がる木立に交じって
大きなミズキの木がある。
今朝、ふと見ると
階段状に並んでいる白い花の周りを
何かが飛んでいる。
アサギマダラだ。
ああ、もうそんな季節がやってきたのだ。
*
山麓に住むまでは、
10月下旬、
都会の植物園に渡ってきたとき、
幸運に恵まれた時にしか、
見ることができなかった
アサギマダラ。
でも、この辺りでは
初夏から秋までふわりふわりと
優雅に舞う姿を見かける。
*
冬の間は見えていた南アルプスが
生い茂る木々にすっかり隠れてしまった。
滴るような緑のしずくを浴びながら
巡る季節を楽しんでいる。
過去ログ クロイツ四季の窓辺4
新しいことを知る、何かと何かがつながる発見の喜びは、それまでぼんやりしていた物事に、ピントが合った時のような驚きと感動に満ちています。どんな些細なこと、どんな状況や、どんな人からでも学べるということの土台にあるのは、世界に対する「畏敬の念」だということに気づいたのは、もうすっかり大人になってからのことでした。腑に落ちる学びには経験が必要で、知識だけの時間とは異なるようです。