雲の上で仕事をする人は
こんな風景を、日常的に見てるのかと、
飛行機に乗るたびに感心します。
そりゃあ、世界観が変わる。
変わらなきゃ、嘘だよね。
雲の海に怖気づき
泣きたくなるような空の青。
光、夕焼、虹、天使の梯子
様々な表情を見せる雲の上の世界。
日常に埋没する日々から
頭を少し雲の上に出してみる。
ロンドンから羽田へ、
時空を超える空の旅。
器は移動できても、
「私」はなかなか追いつけない。
朝方、暗いうちに、目が覚めると
そこは、2週間近く滞在した
娘のフラットじゃなかった。
私、いったいどこにいる!?(真剣に慌てる)
おそるおそる身体を起こし
部屋を見回す。同じ形のドアが二つ。
どのドアを開けるべきか、しばし悩む。
思い切って一つの扉を開けると、
廊下の向こうに、見覚えのある絵が…
あの絵、うちに飾ってあったのに
なぜここにあるの?
あら、私、寝ぼけてた(笑)
それにしても、
こんなに自分がバラバラになった感じは初めて。
今日は私の誕生日。なんて愉快な誕生日。