愛知県でバッチ国際教育プログラム(BIEP)のレベル1を担当するようになって8年目。
このコースを入り口にバッチを学んだ方々から、数十人ものプラクティショナーが誕生し、
今や東海地方は、バッチ王国さながら、個性豊かなプラクティショナーたちが日々研鑽に努めつつ活躍しています。
毎年、何回かのコースを開催していますが
ここ数年、コースの問い合わせをいただく中で、
今までには、あまり聞かれなかった共通する質問があります。
「このコースは、直感やカードでレメディを選んだりしませんよね?」
「クライアントのセルフヘルプを支えるような学びができますか?」
というものです。
かつては「あやしい」と言われたフラワーエッセンスの世界、
(いや、今もまだ、そうでしょうけれど)
バッチフラワーが、明確なエビデンスを得られない分野だとしても
このような質問が、何を意味するか、を考えてみると
ここで求められているのは、あやしさのかけらもない、
他者の痛みに対して、全円的な視点からの、人間への信頼と謙虚な姿勢です。
こんな質問が出てくる背景には、バッチフラワーに限らず
ヒーリングの世界に携わる人々の、地道な積み重ねがあるのかもしれません。
バッチフラワーの真髄は、なんといっても「なんじ、自らを癒せ」で、
BIEPのレベル1からレベル3までこの考え方が貫いています。
時代や文化、環境や性別を超え、すべての人間がもつ感情の普遍性に取り組むことは、
誰もが、自分の人生を生きるために、等しく必要なことのように思われます。
バッチフラワーという比類なきツールを手に、自在に使いこなすスキルを磨くことは
魔女の世界のようでいて、実はとても現実的なことなんですよね。