バイオグラフィーワーカー・ジュピターの総会が今年は京都で開催。会場となる関西セミナーハウスへ向かう途中に植物園があることに気づき、少し早めに出かけることにしました。お正月の頃のような暖かさでないにしろ、風もなく穏やかで日差しもたっぷりの植物園日和。ありがたい、ありがたい。京都駅から地下鉄に乗換え、北山駅で降りると植物園に直結。スゴイスゴイ、こんなに簡単に来ちゃったよ。
200円の入園料は安いなぁ。入り口で地図をもらいまずは腹ごしらえ。園内の「森のカフェ」で軽くお昼を食べたら、さぁてどこへ行こう。名古屋の東山植物園に比べるとこじんまりしています。高低差がほとんどないので、広々と明るく、人も少なくて静かな園内。
京都府立植物園
池の周りではカメラを抱えたたくさんの人。聞いてみるとカワセミがいるのだとか。レンズの方向を見定めると、おぉ!いるいる、アッ飛んだ! 宝石のように煌く青い翼を広げて水音と共に水中に..オレンジ色の腹もはっきりと見えました。カシャカシャカシャパシャパシャ、無数のシャッター音が響き渡ります。
ここでも年6回、自分の好きな気を定めて、定点観察会が開かれているようです。
あちらこちらの木に「私の好きな木」観察者の名前と共に札が掛けられていました。
よかったね、たくさん見てもらえて...と
思わず木肌をすりすり。
あゝ、名古屋のブナに会いたくなっちゃったよ。
立派なアキニレの巨木。横に張り出した枝がすごい。支柱がいっぱいです。長い年月を経た樹木の前に立つと、思わず知らず畏敬の念があふれてきます。この季節、大地の中は力で満たされているけれど、外はとても静か。若いオニグルミは葉痕がお猿さんの顔に見えるということで、今年の木!? 確かにちゃんと見えますね。歩いた後は小腹も空き、約束の今宮神社へお参りに。参道に向かい合わせにならんだ2件の炙り餅のお店。串に刺した小さなちぎり餅を炭火で焼き、黄粉と白みそのたれでいただきます。目の前で実演中。さあ、どっちへ入る?