アガサ・クリスティーを訪ねる旅(2)

ミス・マープルの住む村?

バッチホリスティック研究会では、2年毎にプラクティショナーを対象にバッチセンターツアーが行われています。私は今年も参加予定です。これまで何度か個人的にも訪れていますけれど、なんといってもこのツアーのいいところは、バッチセンターのレクチャールームでジュディ・ハワードさんやステファン・ボールさんと親しくお話ができ、実際にガーデンを歩きながら、植物やレメディのお話が聞けること。バッチも通ったパブ、レッドライオンで食事をしたり、お墓参りをしたり、最後に講演をした隣町にあるメゾニックホールを訪ねたり、とお馴染みのコースでも、やはり毎回違う印象を受けて楽しめます。

 

ソットウェルの隣町は、ご存知アガサ・クリスティが最晩年を過ごしたウォリングフォードです。2年前にバッチセンターを訪ねた際もここのB&Bに泊ったので、ぜひ、クリスティの家を訪ねようと計画を練っていたのですが、実行に及ばず。今度こそ、彼女の終の棲家ウィンターブルック・ハウスを覗いてみたいなあと密かに思案中。

 

以前、デボンを訪ねた際、どうしても行ってみたいと思っていたところに「コッキントン村」があります。アガサ・クリスティのミステリーに登場する主人公にはエルキュール・ポアロとミス・マープルがいますが、この村は、ミス・マープルが住むセント・メアリー・ミード村のモデル候補の一つになっているところだとか。トーキーの海沿いのバス停で、直通のバスに乗ると、あっという間に両側から生い茂る緑のトンネルの中に迷い込み、パッと開けたら別世界。そこはおとぎの国です。イギリスの村々は、だいたいどこもかしこも美しいのですが、なかでもここ、コッキントン村は「超」を10個くらいつけたくなるほど素敵です。

 

下の画像を見てください。可愛いでしょう。ずっと時が止まっていたかのような、妖精の国に迷い込んだみたいな錯覚にめまいが起きそうです。 大きなお屋敷は、コッキントンコート、アガサの幼少時代には村の領主のお屋敷だったとか。中に入るとクラフトセンターやギャラリーになっています。日陰でアイスクリームを食べ、素敵なカードを買いました。かやぶき屋根の家々、大きな樹木、11世紀に建てられたという古いコッキントン教会。スィートチェストナットやオークの巨木もあり、歩いているだけで胸の奥まできれいな空気に満たされそう。平井杏子著「アガサ・クリスティを訪ねる旅」がなかったらこの場所には来れませんでした。お目にかかったことはないですが、平井さんにはよくぞ書いてくださったと感謝、感謝。

 

このコッキントン村を偲ばせる作品として

平井さんは「牧師館の殺人」、「鏡は横にひび割れて」「動く指」などを挙げています。

読みたくなっちゃいますね。またトーキーや、ダートムア―に関しても書いてみたいです。

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