秋のクロイツニュースから

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ヘザーの花が見たくて、開花期にあわせて
ノースヨークシャーを旅してきました。
拠点になったのは、ゴースランド。
ゴースランドは、イギリスのTVドラマ
「ハートビート」の舞台でもあり、
「ハリーポッターと賢者の石」では
ホグワーツ特急の発着場「ホグズミード駅」として
登場する美しい村です。

駅の裏手の小高い丘は、ヘザーが満開、
ホームを見下ろすブリッジの上に立っていると
遠くの方から煙が見えてきました。
ノースヨークシャームーアズ鉄道の蒸気機関車!!
まさに、ハリーポッターの世界です。(後半へ続く)


20世紀初頭のイギリス、エドワード・バッチ博士は、

医師として多くの患者の診療にあたるうち、

心の平静さやバランスが、健康と密接に関わっていることに気付きます。

 

自分らしく生きるとは?という根源的な問いに、

バッチ博士が出した答えは『なんじ自身を癒せ』でした。

 

自分にとって最もよき癒し手が自分であることを可能にする基本は、

「自分が今、どう感じ、考え、行動するかを、私は知っている」ことです。  
バッチフラワーは、自分の心を見つめ、それに対応するレメディを選び、

飲むだけのシンプルな花の療法です。

 

すべての人が自分らしく生きるために、安全で、誰にでも使えるよう、

植物と心をつなぎ、体系化させたバッチ博士の願いは、

80年以上経った今も、世界中で生き続けています。
 

あなたもバッチフラワーで、心のエキスパートをめざしませんか。

レメディを一つ一つ学ぶうちに、自然に感情のバランスがとりやすくなり、

自分自身への、また周囲の人々への温かいまなざしが育っていきます。

そしてあなたが望むなら、プラクティショナーとして活動する可能性も開かれています。

クロイツ+今月のおすすめ

日時:2018/11/10-11(土日)10:00~17:30
会場:ベル・スール
受講料:38,000円(教材費、消費税含)
講師:中村かをる(BFRP)
バッチ財団登録プラクティショナーへの道はすべてここからスタート。全く知識のない方からプロを目指す方まで誰でも受講でき、2日間でレベル1が取得できる世界共通のプログラムです(満席になりました)



BFRP東海は、東海地方で活動する、バッチ財団登録プラクティショナー(BFRP)たちのネットワークです。メンバー全員、上記のバッチ国際教育プログラムのプラクティショナーコースを修了、国際登録をしています。企画等に参加希望の方は、 BFRP東海のHPブログ等をご参照のうえ、お申込みは各企画の担当者名を書いて、BFRP東海メール bach38tokai@yahoo.co.jp へご予約ください。レメディ研究部以外はどなたでも参加できます。 
バッチのおしゃべりランチ会
日時:11/5(月)12:30~14:00ごろまで
場所:自然の薬箱2階 カフェ&キッチン
参加費:各自の飲食代のみ  担当:井神七子

第97回バッチの読書会
「なんじ自身を癒せ 第3章」

日時:11/7(水)10:30~12:30 第1水曜日
会場:ベルスール レンタルルームC
参加費:500円 (当日集めます)
持物:バッチの遺産  担当:嶋崎真由美
 
第23回 植物観察会
日時:11/16(金)10:30~14:30 (12/7にも開催)
場所:名古屋市東山動植物園 植物園エリア
参加費:各自入園料500円を払い入園
持物:スケッチブック・色鉛筆・お弁当・ルーペ 担当:嶋崎真由美

第29回 レメディ研究部(対象:BIEPレベル3以上
日時 11/21(火)10:30~12:30 第3火曜日
場所:名古屋市名東区梅森坂 あかね塾
参加費:500円 今回のテーマは「スクレランサス」 担当:田中美帆子

第3回 日曜会
「バッチフラワーレメディのある暮らし」
日時:11/25(日)13:00~16:00
会場:豊田市ノア・コート
参加費:1,000円  担当:生野伸子
(前半からの続き) ゴースランドは、ノースヨーク・ムーアズ国立公園の北に位置しています。前述のとおり、TVドラマや映画のロケ地として有名ですが、それ以外の見どころは村はずれにあるMallyan Spout。その名を冠したホテルの脇に、フットパスがあり、そこから滝まで30分くらい歩きます。途中からはかなりのアドヴェンチャーワールドで、それだけでも十分楽しめますが、目指した滝はダイナミックというよりは、水音も静かな繊細なもの。あれれ!?私にとっては、ちょっと物足りなかったかな。

 今回、長女と二人、ゴースランドを拠点に、Rosedale Abbey、Hutton-le-Hole、Danby、Witby、Robin Hood's Bayなど、ヘザーに染まる荒野から、北海に面した海辺の町へ、レンタカーで走りに走りました。滞在中、申し分のない晴天に恵まれたものの、地元の人から何度も、今年のヘザーの色付きはイマイチだと言われたので、ゴースランドを離れる頃には、もうすっかりその気になって、次の訪問の計画を練ってしまう私たちでした。 ブログ ヘザーの花を訪ねて 参照

 バッチフラワーのレメディに使われている植物の中で、環境を一変させてしまうほど、広範囲に自生する植物の代表格であるヘザーは、バッチの七つのカテゴリーの中で「淋しさ」に分類されています。ネガティブな状態では、過剰に自己中心的で、誰かれなく掴まえては、自分のことを聞いてほしい、一人になりたくない、何でもいいから肯定してほしい、という気持ちを止めることができません(もちろん、こうした願望は、大なり小なり、誰の胸のうちにも潜んでいるものですけれど)。

 実際にヘザーの咲く頃、荒野に身をおいたらどんな感じかなあ。ノースヨーク・ムーアズへの旅の第一目的は、そこにありました。そしてそれを証明するかのように、見渡す限りの荒野、身を寄せる木もなく、ヘザーの中に1人、ぽつんと立っていると、自然に「孤独」という言葉が浮かんできます。ああ、これだ!この淋しさ、この孤独感、寂寥感。花の季節でもこんな気分になるのですから、もしこれが冬の荒野ならいかばかりでしょう。思いを巡らすうちに、ふと日本の春、満開の桜の風景が浮かんできました。夢見るような淡い桜色、匂い立つ華やかさと、うらはらな儚さ、無常、寂寥、淋しさが。

 ヘザーの孤独感と、桜の寂寥感は、ともに「淋しさ」と表現できるかもしれません。けれど、同じ淋しさと言っても、植物のクオリティの違いもあり、同じレベルで比べることはできません。ただ、違いとして分かりやすいのは、花が咲いている位置が異なっていることです。樹木である桜は、私たちの目線より上にあり、空間的、天上的。一方、低灌木のヘザーは見下ろす足もと、高さはせいぜい4,50㎝です。印象として、桜からは、死生観につながる淋しさがもたらされますが、大地を覆い、大地に縛りつけられているかのようなヘザーには、地上的、現実的世界と強く結びついていることを感じます。固い茎を持ち、小さな枝葉が絡み合い、もつれあいながら、全体を成しているヘザー。それはあたかも、一人では心細く、たがいに依存しあっているように見えます。もし一人になったら、きっと途方に暮れてしまうでしょう。

 ヘザーが大地や人間と強く結びついていることは、スコットランドのピート(泥炭、草炭)からも知ることができます。ピートは枯れたヘザーが何百年もかけて堆積し土となったもの。スコッチウィスキー独特の味わいはヘザーから生まれます。人を酔わせ、楽しませ、そして自らを火と燃して人を暖める。そう考えると、なんてヘザーは人好きで逞しい花なんだろうと思います。

 「愛情に飢えた子ども」と形容されるヘザーの孤独感は、威圧的な態度で、知らず知らずのうちに、人に避けられたりすることで、より深まるのですが、群生するヘザーの形姿から学ぶことは、他者との関係の中でしか、私たちは自己を磨くことができないということ。むしろ孤独によってこそ、自我は洗練され、他者への優しさも育まれていくということです。ともすれば、本当の願いとは全く逆の言葉や行為で、他者ばかりか、自分をも傷つけてしまうことが、なんと多いことか。人との対話、植物との対話、風景との対話、自分や世界を理解するために、話すこと以上に、声なき声に耳を傾ける、聴く力の大切さを思わずにおれません。

夏が逝き、内なる世界が目覚める秋、ヘザーをきっかけに、私といつも一緒にいる「私の孤独」を、みつめてみるのも楽しいかもしれません。 皆さま、それぞれの秋を健やかにお過ごしください。
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