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もっとエルムを

ミムラス

エルム

カテゴリー:失意と絶望

英名:ELM 
学名:Ulmus Campestris
和名:ハルニレ
キーワード:責任感に圧倒される



 「良い仕事を行い、自分の人生でなすべきことを追求し、何か重要なことをしたいと願っていますが、それはしばしば人類のためになることです。しかし自分がやろうとする仕事があまりにも難しく、一人の能力を超えていると感じるときには、気落ちしてしまいます」 エドワード・バッチ『トエルブヒーラーとその他のレメディ』より

 

 こんな間近で、こんな立派なエルム(ハルニレ)に出会えるとは!!

 八ヶ岳自然文化園の敷地内に、堂々と両手を広げたような大きなハルニレがあることを知り、定点観察をはじめたのは初夏の頃、瑞々しい新緑の季節でした。それから半年余りですから、開花や芽吹きなどの観察ができるのはこれからです。
 エルムはご覧の通り、背が高く巨大で美しい樹木です。材は堅く耐久性があり、水にも強く、蒸気をあてると曲げることもできる柔軟さを持っています。これまで私が目にしてきたエルムは、どれも主幹に寄り添うように垂直方向に枝を伸ばしていましたが、文化園のエルムは、広々とした空間の中で、大きな傘を広げたように、主幹に対してむしろ直角に枝を伸ばして風格のある美しい樹冠を形成しています。あまりに大きくて、枝や葉に手が届かないのが何とも残念ですが、大きな円を描いた木陰に憩うとき、豊かに包まれた幸せな気分になります。

 

 エルムの特徴として、真っ先に挙げられるのは、独特の葉の形です。不分裂葉、大小二重の鋸歯縁を持ち、葉の付け根は左右非対称のゆがんだ形をしています。葉柄は短く、葉の表面は堅くざらざらしています。そのため、葉柄の長いアスペンや、細い葉のウィローのように、よく動き、反応の敏感さとはちょっと異なる印象を受けます。惑星の水星と関連付けられるエルムですが、頭では水星の動きの軽やかさと結びつけることはできても、どうしても違和感を覚えます。この立派なエルムと水星をどうやって結びつけることができるのでしょう。 

ミムラス(モンキーフラワー)
ミムラス(モンキーフラワー)

 

 私は40代から50代半ばにかけて、夫に続き、両親の介護をしましたが、その際、老いていくことは、小さな失敗(これまでできたことが、できなくなっていく経験)を積み重ねていくことで、若い時の落ち込みとか、単に自信が揺らぐのではなく、喪失していく、諦めていくプロセスであることを目の当たりにしました。

 

今、自分がその頃の両親の年齢に近づくにつれ、実感として、病人や老いにこそエルムのレメディはもっと使われていいのではないか、という気がしてなりません。

 

我が身を振り返ると、老いの兆候ははっきりと表れており、食事中にむせたり、平坦な場所で、身体のバランスを崩したりするのは日常茶飯事です。世界に向かって開かれていた目や耳、鼻などの感覚器官が、徐々に閉じていく方向にあるのは火を見るより明らかで、機能が衰えていくことに一抹の不安や恐れを感じないわけではありません。実際、骨折したり、入院などをしたりすれば、とたんに気が弱くなって「もうダメだ」と思ってしまうかもしれません。病気の夫に寄り添っていた時も、それまで何とか保っていた病状が、何かのはずみで悪くなると、たとえ回復しても、元の位置までは戻ってこれないのだと、しみじみ寂しく思ったものです。なぜ、まるで「坂道を転げ落ちる」ように、悪化の一途を辿ってしまうのか。なぜ生きることを放棄してしまうのか。それは、かつてイギリスのどこででも見られたエルムが、オランダエルム病によって、絶滅の危機にさらされたことと、どこか通じるように思われるのです。

バッチセンターのミムラス

 ある日、観察を終えて家に戻り、エルムを飲んでいて、ふと気づいたことがありました。

 

 それは、エルムがもたらす効果というのは、病人が元通りの健康体になるとか、若さを取り戻すという物質レベルの話ではなく、異なる階層、1つ上のオクターブのことを意味しているのではないか、ということでした。そう考えると、確かに歪んだ葉を付けた枝全体が、大きな葉とみえることや、早春、芽吹きの前に、まるで八分音符が枝に並んでいるようにリズミカルに花をつけること、両手を広げたような伸び伸びとした仕草にも、動きがもたらす健やかさを感じます。実際、病んだり、老いたりする道の先に、私たちは人間としての生き方や目的を見出そうとするならば、それは身体の健康や若さを取り戻すことではないことは明白です。この道の先にはもう進めなくなった、という思いを変容させ、昇華させて、もし1オクターブ上の次元に自分を運ぶことができたなら、これこそがエルムがもたらす、人生の仕事、使命の仕上げにつながっていくのではないでしょうか。

 

もっとエルムを!

へこたれた自分を自ら励ます。エルムのひとしずくをお試しあれ。

エルムの花はこちらのページでご紹介

 


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「失意と絶望」

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「他者の幸せに関心がありすぎる」

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